ACOUSTICLUB Vol.3 Archive

弦楽四重奏曲 - 橋本好弘

作品解説
アーティスト紹介

弦楽四重奏曲

〈提示部〉
主要な音列組織による主題が提示され、音型の姿を変えて、徐々に展開されていく。音色としての統一性を重視するためにスタイルを保ちながらも感覚的な作曲を行なった。

〈中間部〉
横の旋律の動きに重きを置き、各々の声部に独立性を持たせながら構築を行った。後半に差し掛かると古典的な手法で模倣を始める。

〈再現部〉
チェロのピチカートから開始される。提示部との類似性を伴いながら、全体としての音響の一体感をさらに持たせた。主要な音列組織が同時に列挙され、終焉に向かう。

橋本好弘

1992年11月24日生まれ。滋賀県出身。中学からロック音楽の影響を受け、エレクトリック・ギターの演奏を始める。高校からクラシック音楽の影響を受け、作曲に転向する。滋賀県立大津清陵高等学校卒業。東京音楽大学音楽学部作曲指揮専攻芸術音楽コース卒業。現在、東京音楽大学大学院音楽研究科修士課程作曲指揮専攻作曲研究領域二年に在籍。これまでに作曲理論を糀場富美子、川島素晴、原田敬子、秋田和久、高柳理恵の各氏に師事。ピアノを米田栄子、石綿絵美、杉下純子、大川由希子の各氏に師事。クラシック・ギターを江間常夫氏に師事。 ルネサンス・ギター、バロック・ギター及び古楽理論を水戸茂雄氏に師事。2018年に東京音楽大学付属民族音楽研究所主催大学院音楽研究科修了演奏会にルネサンス・ギター演奏者として出演、過去の作曲家の作品を取り上げた。

菊池晶子(Violin)

都立芸術高等学校卒業後、東京音楽大学入学。同大学大学院修了。 在学中に特待生奨学金を取得。
東京音楽大学シンフォニーオーケストラの定期演奏会、ヨーロッパ公演等、様々な演奏会でコンサートミストレスを務める。第10回東京音楽大学コンクール弦楽器部門第三位入賞。現在はオーケストラや室内楽を中心に活動。ヴァイオリン講師として指導にもあたっている。
洗足学園音楽大学の演奏要員。おーけすとら・ぴとれ座メンバー。
これまでに室内楽を浦川宜也、ヴァイオリンを石井啓一郎、木野雅之、嶋田慶子、大谷康子、海野義雄、各氏に師事。

迫田圭(Violin)

東京音楽大学大学院に給費奨学金を得て入学、卒業。
東京音楽大学コンクール入選、第28回市川市新人演奏家コンクール弦楽器部門最優秀賞。ロリエ弦楽四重奏団としてプロジェクトQ第10章に参加。
若手作曲家の新作初演にも数多く携わっており、サントリーサマーフェスティバル内の芥川作曲賞選考演奏会ではソリストを務める等、精力的に活動している。
現在、おーけすとら・ぴとれ座コンサートマスター。東京音楽大学ピアノ伴奏科演奏助手。

渡邉拓真(Viola)

福島県出身。5歳よりヴァイオリンを16歳よりヴィオラを始める。
東京音楽大学付属高等学校を経て、現在同大学に在学中。ヴァイオリンをエドワード・ツェンコフスキ、保井頌子、山口裕之の各氏に師事。室内楽を斎藤真知亜、ドミトリー・フェイギン、苅田雅治、山口裕之の各氏に師事。

土師晋太郎(Cello)

東京都生まれ。9歳よりチェロを始め、東京音楽大学付属高等学校を経て東京音楽大学、
東京芸術大学院古楽専攻を修了。これまで、チェロを奥山理歌、苅田雅治、ドミトリーフェイギン、鈴木秀美の各氏に師事。