ACOUSTICLUB Vol.3 Archive

金魚オブセッション - 清水チャートリー

作品解説
アーティスト紹介

金魚オブセッション

大きな池に、金魚が一匹、二匹、三匹…と次々と増殖していき、次第に池が金魚で溢れ返りながらもまだ増殖を続ける情景を思い浮かべて作曲に挑んだ。《金魚オブセッション》は、2017年にSoundstreamsより委嘱を受け、ラグデール財団の助成によって、ニューヨークとシカゴにて作曲された。同年5月に、カナダのトロントにて開催された21C現代音楽祭にて世界初演。2018年3月には、カナダのウィニペグ開催のCluster Music & Integrated Arts Festivalにて再演された。

Creator : 清水チャートリー
1990年、大阪生まれ。国立音楽大学を首席で卒業と同時に有馬賞を受賞。奨学生として米コロンビア大学芸術大学院修士課程を修了。三菱財団フェローとして、米ピッツバーグ大学大学院で現代音楽の研究活動を行う。以後、独ベルリンに拠点を移す。これまでに作曲とコンピュータ音楽を今井慎太郎、川島素晴、古川聖、マーク・アンドレ、ヤン・ロビン、ジョージ・ルイス、ブラッド・ガートンの各氏に、ピアノを井上郷子氏に、笙を宮田まゆみ氏に師事。過剰な持続と反復を用いた数々のコンセプチュアルな作風を持つ現代音楽作品(管弦楽作品や電子音楽など)を作曲。日本とアメリカのみならず、中国やヨーロッパで作品が演奏・展示されている。全ての作品に“思想に基づいた制約“を設け、制限された中での表現を試みる。2016年、弦楽四重奏作品《fiddle》が、マルタ国際作曲コンクール優勝。

Soprano : 志賀早紀子
国立音楽大学演奏学科声楽専修卒業、同時に声楽コースを修了。在学中に同大学Vocal Concertに出演。卒業後、同大学第42回神奈川県新人演奏会に出演。東京二期会オペラ研修所マスタークラス修了。これまでに沢崎恵美、徳永桃子、吉田浩之、下原千恵子の各氏に師事。

Alto : 竹内伶奈
東京都出身。東京音楽大学付属高等学校を経て、国立音楽大学卒業。同大学院修士課程オペラコース修了。幼少より約10年間、NHK東京児童合唱団に所属。大学卒業時に卒業演奏会、東京同調会新人演奏会に出演。同大学院新人演奏会に出演。これまでに『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、デスピーナ、『カルメン』ミカエラ等を演じる。澤畑恵美氏に師事。

Tenor : 下村将太
東京学芸大学卒業及び、同大学院修了。二期会オペラ研修所第60期マスタークラス修了。幼少期より東京少年少女合唱隊に所属し、世界的な指揮者・歌手・オーケストラとの共演を果たす。これまでにオペラでは『椿姫』アルフレード、『カルメン』ドン・ホセ、『こうもり』アイゼンシュタイン等の役を演じる。またベートーヴェン作曲の『第九』でソリストを務めるなど、活躍の場を広げている。声楽を松本進、大野徹也の各氏に師事。二期会準会員、静岡室内歌劇場会員。

Bass : 沖山元輝
国立音楽大学声楽科卒業。声楽を佐藤峰子、澤畑恵美、平山初喜の各氏に師事。オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ、ドン・アルフォンソ、「魔笛」ザラストロ、童子III「秘密の結婚」ジェロニモ、オペレッタ「メリーウィドゥ」ニェーグシュ役など演じる。Jスコラーズの一員として日本全国で演奏活動を行なっている他BS・TBS日本名曲アルバムにも出演中。